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やべ耳鼻咽喉科からの花粉速報

○ 2009年(平成21年)のスギ花粉の飛散量の予測

このほど、花粉症の方には大変気になる、来春のスギ花粉の予想が発表されました。

現在の時点では「過去10年の平均と同じかやや多い」とされています。2008年の春のスギ花粉飛散数は地域によってばらつきが大きかったため、これと2009年春のスギ花粉飛散数の予測を比べると(2008年春に少なめだった)東海地方から西では多くなり(2008年春に多かった)関東北部から北の地方では少なくなるとなります。関東南部では2008年春飛散数とほぼ同じか多いとされています。

しかし、「平年並み」「2008年春とほぼ同じ」ということは、「少なくない」と解釈して、花粉症の患者さんは警戒して下さい。

2009年春のスギ花粉飛散開始時期の予測もおよそ平年並みとされています。関東地方は2月上旬〜中旬です。

スギ花粉飛散数も、飛散開始時期も関東南部ではほぼ平年並みですので、1月になりましたら、花粉症対策を考え始めたほうがよいと思います。

「初期療法」と呼ばれるものです。初期療法とは花粉飛散開始前に治療薬を使い始めるというものです。東日本では飛散開始が2月上旬〜中旬ですので、1月下旬からアレルギーの薬を使い始めて下さい。花粉シーズン中(2月〜4月)を比較的楽にすごせます。初期療法には次のような3つのメリットがあります。

「初期療法」のメリットについて・・・

 ・症状が出現する時期を遅らせることができます。
 ・スギ花粉飛散中の症状を軽くすることができます。
 ・内服する薬の量や使用回数を少なくすることができます。
  などのメリットがあります。

初期療法は良いことづくめですが、症状が出てからではできません。ことしはぜひ早め早めに対策を講じ、少しでも楽に春をすごして下さい。

 

▼お問い合わせは・・・

東京都中央区銀座1-6-13 106ギンザビル4階 TEL03-3538-6366
やべ耳鼻咽喉科 院長 矢部 利江

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