口の病気について
口の中の病気のうち歯(歯科領域)を除いたものをあげています。
1:口内炎
口の中の粘膜が炎症を起している状態です。なかなか治らない場合は、癌との鑑別も必要になります。
2:舌の異常
舌が痛む、しみる感じがする、舌の色が変化した、などがあります。
3:味の障害
味の障害は細かく分けますと
- 味覚全体が低下した
- 勝手に味(苦味など)を感じる
- 特定の味(あまい、すっぱい、塩からい、苦い)の感じが低下した
- 本来の味ではなく異なった味に感じる
これらの原因としては、血液中の亜鉛の欠乏、薬剤(利尿剤、降圧剤、抗うつ剤など)性のもの、原因不明のもの、口内乾燥症に合併して、また嗅覚障害(臭いの障害)に合併してということが考えられます。
4:口が開けづらい
下あごの関節の可動性(動きやすさ)が低下するためです。
原因として考えられることは
- 周辺の臓器の炎症が筋肉に及んだ.
例)親知らずの歯を抜いた後など
- 下あごの関節近くに病変がある
例)顎関節症など
5:口がかわく
口腔乾燥症で、原因としてシェーグレン症候群が有名です。 |