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 中央区 帯状疱疹ワクチン予防接種について

○中央区のお住まいの方へ

中央区帯状疱疹ワクチン予防接種のお知らせ」にありますように、帯状疱疹というのは、とてもとても痛い病気です。たいていの方は幼少期にみずぼうそうになるか水痘ワクチンを接種するかして水痘・帯状疱疹ウィルスが体に入り、それが体の中で長期間潜伏感染しています。
通常は免疫が働いて水痘・帯状疱疹ウィルスも活動できないので何の症状もないのですが、加齢や疲労によって免疫が低下すると水痘・帯状疱疹ウィルスが元気になり、帯状疱疹として発症します。
2021年4月 帯状疱疹とワクチンについてへ

帯状疱疹の症状はまず水疱と疼痛です。そして水疱が治った後も帯状疱疹後神経痛(PHN)の可能性があります。特に50歳以上の方では帯状疱疹になる方も多く、またPHNも多い傾向があります。
現在ではこの帯状疱疹もワクチンで防ぐことができるようになりました。
予防接種の対象者は、

@50歳以上の方
A中央区に住民登録がある方
Bこれまで公費による帯状疱疹ワクチンの接種費用の助成を受けたことがない方 

ですが、@50歳以上の方というのは、50歳以上で特に帯状疱疹になることが多く、PHNも多いためです。

接種内容ですが、ワクチンには2種類あります。
水疱生ワクチンと帯状疱疹不活性化ワクチン(シングリックス)です。それぞれ接種回数や助成額も異なります。
水疱生ワクチンが接種は1回で助成は4,000円/回。
シングリックスは接種回数2回で助成額10,000円/回です。
当院の場合、通常水疱生ワクチンは8,800円ですので、自己負担額は 8,800円ー4,000円=4,800円です。 シングリックスは通常22,000円ですから、自己負担は 22,000円ー10,000円=12,000円/回となります。
シングリックスの方が高いという印象を受けると思います。ただ発症予防効果が水疱生ワクチンで50〜60%に対し、シングリックスは90%以上となっております。

 帯状疱疹ワクチンを受けようとなさる方はまず水疱生ワクチンにするかシングリックスにするか決めていただき、それから中央区へ申請します。
質問事項等ありましたら中央区保健所健康推進課 TEL:3542−5930 又は当院(TEL:3538−6366)までお問い合わせ下さい。

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